【室内ドア選び】室内ドアは特徴を知って種類を選ぼう

どこでもドア プラン

私たちは愛犬と暮らす60代を走り始めた夫婦です。

築36年の木造一戸建ての家を、高齢化する犬と夫婦が暮らしやすい家にリノベーションすることに決めました。

室内ドアの種類

室内ドアには、開き戸、引き戸、折れ戸などの種類があります。

それぞれの特徴を知って、その場所に最適なドアを選びたいですね。

主なドアと特徴についてまとめてみました。

開き戸

一番多く使われているドアなのではないでしょうか?

前後に開閉するため、ある程度のスペースが必要です。

開き戸には、片開き戸両開き戸があります。

わが家では、トイレのドアを片開き戸にしました。

トイレのドア

外側に開きます。

スペースが狭いので、洗面台の前に人が立っていて勢いよく開けるとぶつかります(笑)

そこは譲り合いの精神で…。

ですね。

引き戸も考えたのですが、洗面台の横に微妙な隙間ができるのと、トイレの電気のスイッチの位置がリノベ前と同じなのですが、ここが一番使いやすいのでこの形に落ち着きました。

不満点は、ドアの上にある丸い窓が小さくて中の明かりが見えにくいことです。

以前のドアの窓はもう少し大きくて、外から明かりがついているかどうかが分かりやすかったです。

若いうちは気にならないのかもしれませんが、年齢と共に視力も衰えるのでハッキリわかりやすいに越したことはありません。

そこまでは気が回りませんでした。

もちろんドアにカギはついていて、マイナスドライバーを使えば外から開けられますが、万一倒れたときに大変なので、お互いに鍵はかけない約束になっています。

そして、階段下の収納の扉は両開き戸です。

階段下収納

これは元々あったものですが、扉に周囲と同じ壁紙を貼ってもらいました。

取っ手部分が昭和な感じです。

引き戸

引き戸は、扉を左または右に移動させて開閉するドアです。

前後に空間が必要無いので、開閉スペースが少ない場所にも設置できます。

床にレールがついているものを引き戸、上から吊るし、床にレールが無いものを吊り戸と言います。

片引きタイプと両引きタイプ(引き違い戸)があります。

わが家では、室内のドアを全て片引きタイプの吊り戸にしました。

吊り戸

理由は

  • 開閉に場所を取らないので、部屋が広く使えるのが私の好み。
  • せっかくバリアフリーにしたので、床にレールを付けたくない。
  • レールが無いので掃除が楽。

年齢と共に掃除は大変になります。

せっかくリノベーションするのだから、少しでも生活の負担が減るようにしたいと思いました。

部屋が暗くならないよう、すりガラス部分の多いデザインにしました。

実際は樹脂なので、割れる心配が無く安心ですね。

ただ、レバー取手にすれば良かったな。

と思っています。

ショールームなどで実際に開け閉めをしなかったので、直感で選んでしまいました。

扉を開けたときに、もし家具の隙間に扉が入る場合でも、扉と家具が干渉しないのでいいかなと思ったのですが、実際に生活してみると扉が重く感じ、レバー取手の方が開閉が楽だったと思います。

静かに開閉できるので、ソフトクローズになっているところは気に入っています。

廊下を挟んだ左右の部屋の扉を開け放しておいても邪魔にならず、ウェルシーが自由に行き来できるところも良かった点です。

ついでに、浴室の扉もリノベ前は中折れ戸でしたが、引き戸にしました。

万一、入浴中に倒れても外から扉が開けやすいためです。

鍵はかけられますが、外からも開くようになっています。

浴室扉

まだ工事中の写真です。

さすがに吊り戸ではなくレールがありますが、レールも取り外して水洗いできます。

そして、玄関も引き戸(引き違い戸)です。

ポーチ部分が狭いので元々引き戸でした。

家の外観も和風な感じなので、和風の扉にしました。

玄関扉

こちらもまだ工事中の写真です。

折れ戸

折れ戸は、蝶番に繋がれた二枚一組の扉を畳むことで開け閉めするタイプのドアです。

開閉にそれほどスペースをとらず、開口いっぱいに開けられるのが特長です。

両折れ戸中折れ戸があります。

わが家ではクローゼットに両折れ戸と中折れ戸を使いました。

クローゼット

パントリーも中折れ戸です。

パントリー

扉が天井付近まであると、なぜか部屋が広く見えます(笑)

また、玄関収納にも中折れ戸を使いました。

玄関収納

扉は左右どちらに開くようにも取り付けられるので、取り付けのときにどちら側に開けたいかを大工さんと相談して決めました。

これを間違うと、物の出し入れや動線にプチストレスを感じるので、慎重に検討した方がいいと思います。

折れ戸は開閉にあまり場所を取らないのがメリットなのですが、扉を取り付けている側に扉が残るので、扉付近に入れたものの出し入れは少し不便です。

かと言って引き違い戸も、扉をどちらに寄せても中央付近に置いた物の出し入れがしづらく、開き戸は扉の開くスペースが大きい。

それぞれメリットデメリットがありますが、収納は入れすぎないようにすることが大切ですね。

室内扉は全て大建工業のハピアシリーズ、玄関扉はリクシルです。

まとめ|室内ドアは特徴を知って適材適所に

室内ドアを選ぶときは

開け閉めのための空間が十分に取れるかどうか。

ドアを設置する場所の左右にスペースがあるかどうか。

など、いろいろな要素が関わってきます。

ドアの選び方で、家の中の移動のしやすさにも影響します。

また、高齢者がいる場合などは、トイレやお風呂のように狭いスペースで万一倒れた場合

ドアが開かない!

では命にかかわるかもしれません。

機能やお部屋に合うデザインを考えて、どのタイプのドアにするかを慎重に検討するといいですね。

 

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