【希望を叶える60代のリノベーション】床をどう選ぶ

床に寝る犬 プラン
あたしは寝心地いい床がいいな

私たちは60代を走り始めた愛犬と暮らす夫婦です。

築36年の木造一戸建ての家を、高齢化する犬と夫婦が暮らしやすい家にリノベーションすることに決めました。

リノベーションの中で床を張り替えることになったので、どんな床にするのが良いか考えました。

床材について調べてみた

和室を洋室にして、1階部分の全てをバリアフリーにすることにしたので、床を張り替える必要があります。

床は面積が広く部屋のイメージを大きく左右します。

部屋の用途によっても、床材の向き不向きがあります。

どんな素材の床が良いのか、それぞれの床材の特徴を調べてみました。

クッションフロア

ポリ塩化ビニル樹脂を主成分とするシート素材。

低コストで、防水性、防音性に優れていて、色柄のバリエーションが豊富。

値段なりというか安っぽく見え、家具を置くと跡が残りやすく、熱に弱い。

フローリング

木材の持つ温かみは木造の家に馴染みやすい。

複層フローリングと単層(無垢)フローリングの二種類がある。

さまざまな特徴を持つ商品があるが、一般的には水に弱い。

コストは高め。

フロアタイル

ポリ塩化ビニル樹脂を主成分とするタイル素材。

石目や木目などの表現がリアルで高級感がある。

強度があり凹みに強く、色柄のバリエーションが豊富。

クッション性が無く、熱に弱い。

フローリングより安価。

カーペット・タイルカーペット

断熱効果が高く、防音性がある。

クッション性があり、肌触りが良い。

掃除が大変。

やや高価。

*和室は作らないので畳は選択肢に入れませんでした。

犬と暮らす夫婦が選んだ床材

床材には様々な種類があり、部屋によって向き不向きがあることが分かりました。

犬がいることを考えると、居室はカーペット(タイルカーペット)が滑らず足腰にも良さそうなのですが、日々の掃除やお手入れ、そして耐久性の面を考えると躊躇します。

クッションフロアは、耐水性とクッション性がありますが、家具を置いた場合に跡が残るので配置換えをした場合などに残念な気持ちになりそうです。

わが家のウェルシー、クッションフロアを齧ったという前科があります。

クッションフロアの穴

平らな床を上手に齧ったものだねえ…。

しかし、価格も安くクッション性があり掃除もしやすいことから、洗面室とトイレの床に採用することにしました。

居室の床は、工務店おすすめの滑りにくく傷もつきにくい商品で

これならわんちゃんも大丈夫ですよ。

という、複層フローリングを採用しました。

私はフロアタイルも捨てがたかったのですが、夫はフローリング一択。

タイルは硬いので、膝や腰に響きそうとのことです。

そうだった!

高齢化とともに膝や腰はガタが来ますものね…。

素足で歩いたり、床でゴロゴロしたい人にも不向きかも?

私の知人は居室をフロアタイルにしています。

犬がいて庭への出入りを自由にしているので、掃除のしやすさや傷になりにくいのがメリットとのことです。

知人は部屋ではスリッパを履くし、寝るのはベッドだし、ソファでくつろぐ生活なので、素足でウロウロし、床に胡坐をかき、大物家具を置きたくないわが家とはライフスタイルがちょっと違いました。

まとめ|床材は特徴を理解して用途に応じて選ぼう

住宅で使われている床材は主に、クッションフロア、フローリング、フロアタイル、カーペットなどがありますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。

水回りには水や汚れに強い素材など、適材適所がありますが、それ以外にも高齢者がいると固くない素材が良いかとか、マンションだったら下の階に音が響きにくい素材が良いかなど、欲しい機能は人それぞれです。

ライフスタイルに合った素材を選ぶことが大切ですね。

わが家では

洗面室・トイレ→クッションフロア

居室・玄関ホール→複層フローリング

を採用しました。

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